「スタディスペースって何?」
「スタディスペースって必要ある?」
「後悔しないか心配」
この記事はこんな悩みに解決します。
我が家は2021年に埼玉県で注文住宅を建てました。
注文住宅で決めることの一つに間取りがあります。
リビングやベッドルーム、子供部屋など一般的な部屋から決めていきます。
間取り決めの最中には「子どものスタディースペースが必要?」との悩みが多い。
我が家はスタディースペースを作りました。
今回は、実際にスタディースペースを作った我が家の考え方や感想を紹介していきます。
結論:全く後悔していません
この記事を書いた人
・30代子持ちサラリーマン(妻:専業、子供2人)
・2021年埼玉県に注文住宅完成
・家づくりの良かった点、後悔ポイントをお届け
スタディスペースとは?
スタディスペースとは、子供部屋とは別に、リビングなどに設置した子どもの勉強スペースのこと。
キッチンの横やカウンターなど親の目の届きやすい場所に作られます。
でも、実際につくって生活している人の意見を聞くと・・・
なんて声も良く聞きます。
私もスタディースペースを考えたときに色々な意見を参考にし、スタディスペースを作りました。
生活し始めて2021年3月に引っ越しし、ずいぶん経ちますが、スタディスペースはフル活用!!
今では手放せないものになっていて、全く後悔していません。
スタディースペースを紹介
我が家のスタディースペースはこちら。
写真撮る時は、気合い入れて片付けしたのできれいです!
通常は子供のおもちゃやお絵描きセットで散らかっています。
スタディスペースは、キッチンからも目が届くようにリビングに隣接する畳フロアに作りました。
赤枠で囲っている場所が我が家のスタディースペースです。
大きさは約3帖。
広くはなく、できることは限られます。
激しく遊ぶ目的のスペースではないため3帖でも十分です。
こだわったこと
造作カウンター
スタディースペースを考える時に「カウンターデスク」「ローテーブル」のどちらにするか悩みました。
悩んだ結果、我が家は「カウンターデスク」を選びました。
ローテーブルだとスタディースペースとは言えない。
我が家はリビングにもローテーブルがあります。
(会社からの誕生日プレゼントでもらった安物ですが・・・)
スタディスペースもローテーブルにしてしまうと、リビングと変わらない。
我が家は
- カウンターにして特別感を出す
- 勉強をする場所として差別化する
の2つの理由からカウンターを採用しました。
しかし、カウンターデスクのデメリットもあります。
勉強をするときに、目の前に壁があると、集中しづらいとも言われています。
理由は
- 圧迫感が強過ぎてしまうこと
- 背後が広くなり気になること
の2つ。
このデメリットには注意が必要で、「長時間の勉強をする場合」と言った条件がつきます。
2時間以内の勉強であれば、間の前が壁でも問題ないとされています。
豊富なコンセント
今は小学校からプログラミングの授業がある時代です。
私の最寄駅にも、子ども向けのプログラミング教室を多く見かけます。
これからの子ども達は、間違いなくパソコンスキルが必須になります。
パソコンを使うためには、コンセントが必要。
動画編集などの高度なパソコン作業の場合は、さらに外付けHDDやディスプレイなどの電源が必須。
今後のことも考え、我が家のスタディスペースには2口のコンセントを5箇所つけています。
合計10口あれば、コンセントが足りなくなることはないはず。
将来的には娘、息子、私の3人で並んでパソコン作業ができれば嬉しいですね。
収納つき
スタディスペースに収納がないと、物置スペースに早変わり。
子どもはお片付けが苦手。
お片付けをするにしても、片付ける場所を決めておかないと1箇所にぐちゃっと置かれます。
物が置いてあると、さらに物を置かれていつの間にか物置に。
物置にさせないためには、収納が必須。
勉強道具やお絵描き道具などの「住所」を決めておくことで、1箇所に乱雑にお片付けされることを防げます。
我が家はカウンターの後ろを収納にしました。
ここにお絵描き道具や勉強道具、お昼寝用の布団も収納しています。
小さくても収納があると片付けのクセがつきますので、しつけにも便利です。
後悔しない方法
使用目的を明確に
スタディスペースを作るうえで、絶対に考えておくべきことが使用目的。
「子どもが勉強できるように机つけとこ」では失敗します。
「子どもがスタディスペースでどんなことをしたいのか」
これによって、作るスタディスペースの状況が変わってきます。
「本を読ませたい」なら本棚は必要。
「勉強させたい」なら筆記用具を入れる場所が必要。
「プログラミングに力をいれたい」ならコンセントが必要など。
我が家は、将来的にパソコンでの作業を考え、コンセントをたくさん設置しました。
スタディスペースの注意点
今ではなく未来も考える
家を建てるときには、「今」を考えがちです。
スタディスペースは、「今」だけを考えると必ず失敗します。
幼稚園〜小学校くらいまでは、家族一緒の部屋で過ごすことが多いと思います。
しかし、自分が思春期のころはどうだったでしょうか?
自分の部屋で過ごす時間が多くなかったですか?
将来を考えておかないと、子どもが小さい頃しか使われない不要なスペースになります。
そのため、将来の使用方法も頭に入れながら検討することが大切です。
将来的に我が家のスタディースペースは、私のパソコン作業スペースになります!
スタディスペースの詳細
カウンターの寸法
奥行き:50cm
長さ:220cm
奥行きは、画用紙を広げても余裕ができる大きさを考えて決めました。
勉強やお絵描きであれば、狭いってことはありません。
また幅が50cmだと、ノートパソコン+外付けキーボードも使えます。
また、パソコンしつつ、メモしたいときもスペースが取れるためストレスはなし。
照明の場所
狭いスタディースペースですが、贅沢に照明は2箇所に設置しています。
畳フロア用の照明とカウンター用の照明の2箇所。
畳フロアの照明だけだと、人が影になって手元が見えにくい。
そのため、カウンターを照らす照明も設置しました。
こんな感じで手元も照らしてくれるので、みやすく重宝しています。
スタディースペースを作ってみて
子ども等のスタディースペースの使い方はこちら
- お絵描き
- YOUTUBEを視る
- パズル
- 粘土遊び
- 勉強
- 折り紙などの製作
1日の半分はスタディースペースで遊んでいます。
たまに、リビングテーブルでも遊んでいて、気分で使い分けているようです。
親からすると床が汚れるので、リビングテーブルでの遊びは遠慮いただきたいのですが・・・
仕方ないですね・・・
勉強もマンション時よりも自発的にする時間が増えました。
これだけでも、スタディースペースを作ってよかったと思っています。
子ども部屋よりもスタディースペースの方がお気に入りのようです。
最後に・・・
スタディースペースは、意見が別れる非常に難しい間取りです。
物置化してしまったなど後悔している人の方が多いように思います。
後悔しないスタディースペースを作るための注意点はひとつ。
「今」ではなく将来にも目を向けましょう。
「子どもが大きくなったときの使い道は?」
「子どもが巣立っても使う予定ある?」
「具体的な使い方はある?」
ひとつでも曖昧ならば、再度、考え直してみることをおすすめします。
たった1度の家づくりだから後悔はつきものです。
でも、深く考えれば後悔の数は減らせます。
悩むことも家づくりの一部です!
子どもがいる家庭にはこの記事もおすすめです!
フローリングを考えるきっかけになれば。