私はこれまで、仕事の都合で4回転勤を経験し、その都度引っ越しをしてきました。
ひとり暮らしであれば大変ではない引っ越しですが、家族だと大変。
今回は引っ越しを繰り返してきた私が、効率的かつ楽に引っ越しを終わらせるテクニックを紹介します。
この記事を書いた人
・30代子持ちサラリーマン(妻:専業、子供2人)
・2021年埼玉県に注文住宅完成
・家づくりの良かった点、後悔ポイントをお届け
引っ越しを楽に終わらせるには?
引っ越しを楽に終わらせたい場合、どこに力を入れるべきでしょうか?
- 引っ越し準備
- 旧居からの運び出し
- 新居への運び込み
正解は「1」の引っ越し準備。
ある偉人の有名な言葉があります。
『もし私が木を切り倒すのに8時間与えられたら、斧を研ぐのに6時間かけるであろう』
これは、エイブラハム・リンカーンの言葉です。
準備をしっかり行っていれば、本番は力も時間もかけずにすんなり終わる。
過去から準備は非常に大事にされていたことがよくわかる言葉です。
引っ越しの準備
間取りを決めておく
旅行や仕事で知らない街に行くためには地図が必要です。
引っ越しで地図の役割をするものは間取り図。
間取りを決めておくことで、どこに、どの家具を、どんな状態で運び込めばいいのか決めることができます。
また、引っ越し用の段ボールの側面には運ぶ込む部屋の名前を書く場所があります。
部屋の名前を買いておくだけで、引っ越し会社の担当者に運び込む部屋の指示をしなくて済むのでお互いに楽です。
仮でも家具の配置を決めておくことも忘れずに。
運び込む部屋を記入
段ボールの側面には、運び込む部屋と中身などのを記載する項目があります。
部屋の名前に○を書くだけですので、面倒でもありません。
部屋の名前を買いておけば、引っ越し会社の作業員も部屋に運んでくれますので、かなり楽。
無駄に指示を出すことも、運ぶ部屋を聞かれることもありません。
ポイント
運び込む部屋は1面だけでなく、2〜3面に記載しておくことをおすすめします。
記載した面が正面に来る可能性が高くなり、ぱっと見でわかるようになります。
段ボールは引っ越し業者のものを
段ボールは引っ越し業者の専用を使用することを強くお勧めします。
理由は4つ
- 引っ越し用のため強度が十分
- サイズが揃い持ち運びしやすい
- サイズが揃い積み重ねしやすい
- 中身などの情報記入項目があり識別しやすい
中でも強度はすごく重要です。
段ボールに重い物を入れておくと、持ち運ぶ際に底が抜けてしまいます。
衝撃に弱い物なら壊れてしまったり、段ボールに再度詰め直すことにもなり効率的ではありません。
段ボールはスーパーなどで比較的簡単に手に入れることができます。
しかし、スーパーでもらった段ボールを引っ越し用に使うはNG。
スーパーなどの段ボールは、中身によって強度が設計されています。
例えばお菓子用、洗剤用、カップラーメン用など。
引っ越しのように中に重い物を入れる設計にはなっていません。
そのため、高確率で潰れるか底が抜けます。
引っ越し会社専用の段ボールを使うことの方がメリットは多いです。
- サイズが揃い積むのが楽
- 整列でき保管場所は最小限でOK
- 整列され識別性が良い
引っ越し会社の中には、中古の段ボールで避ければ無制限・無償で提供してくれる場合もあります。
恥ずかしがらず確認して見ることが大事。
ガムテープは紙製を
段ボールを梱包するときに使うガムテープ。
材質に種類があるのは知っていますか?
- 布テープ
- ビニールテープ
- クラフトテープ(紙テープ)
布テープは頑丈。ですがカットに力が必要。
ビニールテープは、価格は安いですがカットにハサミが必要です。
クラフトは主に紙で構成されているため手で切ることが可能。
力の弱い女性でも子供でも簡単に扱えます。
また、開梱時もクラフトテープに切り目を入れることで簡単に開けることもできます。
梱包、開梱作業をするのならクラフトテープ一択です。
不用品の仕分けは早めに
不用品の仕分けは、梱包作業をしながらになりがち。
洋服や小物などの小さな不用品であれば随時捨てられれば問題ありません。
しかし、家電や家具などの粗大ゴミを捨てる場合、時間がかかります。
市町村でも粗大ゴミの回収はしてくれますが、回収の日にちはごみ収集業者の空き具合によって決まります。
引っ越しシーズンは、粗大ゴミを出す家庭が多くなることもあり、回収の予約もなかなか取れない。
予約が取れなくて仕方なく新居へ運び込む場合、引っ越し費用が余計にかかる。
引っ越しを決めたらすぐに新居へ運ぶ家具・家電を選別し、処理をすることが大事。
我が家は不用品の処分にメルカリとジモティーを活用しました。
いらないものがお金に変わり重宝しました。
また、ジモティーは0円でも取引可能です。
お金より時間を優先するのであれば、ジモティーに0円で出品しましょう。
即、応募があり処分できます。
おすすめは引越しと同時に不用品の買取を行ってくれる引越し会社。
見積もりをお願いしてから処分しても遅くはありません。
トレジャーファクトリーを経営している会社が引っ越し事業も行っています。
引っ越しと一緒に不用品の処分をしたいなら『トレファク引っ越し』
旧居からの運び出し
運び出しを効率的に実施する方法は1点だけ。
運び出しを手伝わない
人が動いていると、どうしても自分も動きたくなるものです。
しかし、引っ越しに関しては手伝いは厳禁。
返って引っ越し会社の邪魔をすることになります。
- チームの輪を乱す
- ペースを崩してしまう
- 慣れていないため、足手まといとなる
- 気を遣わせる
動きたくなる気持ちはわかりますが、じっとしていましょう。
相手はプロです。素人の出る幕はありません。
手伝いをして壁に傷をつけたり、家具を傷つけたりした場合は責任の所在も曖昧になってしまいます。
お互いのためにじっとしていましょう。
新居への運び込み
新居への運び込みでのポイントは2点
間取りの準備
部屋名が記載済みの間取りを準備してください。
新居では、家具等ないため部屋を見ただけでは何に使う部屋なのかわかりません。
事前に責任者に渡しておくとスムーズに運び込みが終わります。
指示出しは一人で
運び込みを行っていると、どこに置けばいいか判断を求められることがあります。
質問へは1人で対応しましょう。
2人、3人と人がいると、誰に聞けばいいかわからなくなり混乱の元です。
また、人によって判断が異なり混乱させてしまうことにも繋がります。
指示だしは一人で行いましょう。
引っ越しで準備しておきたいグッズ
絶対必要
- ノック式マジック
- クラフトテープ
- ビニールヒモ
- カッター
- 軍手
マジックはノック式マジックがベスト。
フタの開け閉めが必要ないため、紛失防止と使いやすさの両方を兼ね備えています。
あると便利
- ひもくるりん
引っ越しの後片付けに便利なグッズです。
段ボールを捨てるためにビニールヒモでまとめる必要がありますよね?
縛りがうまくいかず、ユルユル。
運んでいる途中でバラバラになってしまった経験はありませんか?
ひもくるりんを使えば、悩みを一気に解消できます。
使い方は動画をどうぞ!
もっと効率よく楽をしたいあなたへ
引っ越しで一番面倒かつ大変な作業は梱包ではないでしょうか?
子供がいたり、共働きで梱包する時間がなかったり・・・
引っ越し会社の多くは梱包もやってくれるサービスもあります。
梱包付きのサービスを利用すれば、当日までほぼ準備することはなし。
当日、引っ越し会社のスタッフが全て段取りしてくれます。
しかし、便利なサービスだけあってお金は必要で、通常の引っ越し料金の2倍必要。
梱包サービスを使う場合は、各会社の見積もりを比較し少しでも安いところに頼みましょう。
1社1社見積もりを依頼することはかなり手間と労力が必要です。
今は便利なサービスがあり、一括で見積もり取得→比較までできるサービスがあります。
引っ越し業社からの営業電話が嫌ならば『NAVI』
専用コンシェルジュが担当し、各引っ越し会社の連絡を取りまとめます。
連絡はコンシェルジュを通すため、引っ越し会社の電話攻撃に悩まされることはありません。
多くの引っ越し会社から最安を選びたい人は『引っ越し侍』
アート引っ越しセンターやサカイ引っ越しセンターなどの大手から地元の引っ越し会社まで多数あり。
価格重視の人にはおすすめ。
不用品の買取などの必須ではないけどあると便利なサービスも一緒に頼みたいなら『引っ越し達人』
引っ越し、買取査定、処分を一度で対応可能です。
運搬費や粗大ゴミ費用がかからず、買取業社に個々に査定依頼しなくて済みます。
何かと忙しい引っ越し時期にはありがたいサービスです。
まとめ
引っ越しを効率的に終わらせるには『準備』が一番大事。
ポイント
- 間取りを決めておく
- 運び込む部屋を記入
- 段ボールは引っ越し会社のものを
- ガムテープは紙製を
- 不用品の仕分けは早めに
引っ越しと同時に不用品を処分したい場合はトレファク引っ越し。
いらないものがお金になります。
準備する時間がないなら梱包サービスを使う。
そのときは引っ越し代を抑えるため、見積もり比較サービスが便利。
おすすめはこの3つ
引っ越しは大変ですが、新天地に向かうには絶対必要な作業です。
私が紹介したテクニックを使って楽に効率的に引っ越しを終わらせましょう!
引っ越しと一緒に申請しておきたいことがネット回線の引っ越し。
混んでいて引っ越し後、時間が経ってから出ないと工事に来れないってこともあります。
この記事ではネット環境について紹介しています。