「家づくりの失敗ってなんかあった?」
「失敗しなためには何をすればいいの?」
「アルネットホームって実際どうなの?」
私は2021年3月にアルネットホームで建てた家が完成しました。
初めての家づくりだったけど必死に考えて、生活を想像して、建てたマイホーム。
考え抜いて悩みに悩んで建てた家は格別で満足しています。
ただ、100点満点かというと・・・うーん80点くらい。
やっぱり失敗ポイントは出てしまうモノ。
今回はアルネットホームで注文住宅を建てた我が家が「失敗した・・・」と思ったことと対策を考えていこうと思います。
注文住宅を建てる人、アルネットホームで家づくりを考えている人は必見です。
この記事を書いた人
・30代子持ちサラリーマン(妻:専業、子供2人)
・2021年埼玉県に注文住宅完成
・家づくりの良かった点、後悔ポイントをお届け
アルネットホームで家を建てた感想
簡単にアルネットホームの紹介を・・・
アルネットホームは、群馬・埼玉・栃木・茨城を中心に完全自由設計の注文住宅を建てるハウスメーカーです。
大手ハウスメーカーよりお手頃価格で注文住宅が建てられ、工務店より規模が大きい注文住宅メーカーです。
住宅性能表示も8部門で最高等級を取得していて、安全で快適な家を建てることができます。
私はアルネットホームで家を建てたことに後悔はしていません。
家族も大満足ですし、限られた予算で叶えたかったことを大多数は詰め込めました。
大手ハウスメーカーであれば1.5倍〜2倍の費用がかかったことでしょう。
でもねーやっぱり人間欲が出て・・・思い通りにいかないこともありました・・・
失敗①:ネット銀行との提携がない
ネット銀行の口座は持っていますか?
楽天銀行やSBI銀行、au自分銀行など色々ありますよね。
ネット銀行はコンビニATMでの手数料が無料だったり、振り込み手数料が無料になったりメリットが多いです。
住宅ローンでもメリットが多く、金利がメガバンクに比べると安い!!
メガバンクは金利0.5%〜が多いですが、ネット銀行であれば0.2%代なんてこともあります。
大きな金額が動く住宅だからこそ金利は抑えておきたいモノですね。
しかし、アルネットホームはネット銀行との提携はありません。
私は埼玉県で家を建てたため、提携銀行は埼玉りそな銀行のみ。
提携銀行で手続きするメリット
- 営業さんが手取り足取り教えてくれる
- 審査期間の多少の無理が利く
- 銀行とメーカーの連携がとれ、契約〜支払いまでスムーズ
- トラブルが少ない
- 繋ぎ融資可能
提携銀行で手続きするデメリット
- 金利が高い
提携銀行で手続きをするメリットは、スムーズさ。
金利が少し高くなっても
って人は提携銀行を荒んだほうが吉。
銀行とメーカー間で手続きを進めてくれるため、ひたすら印鑑を押すだけで契約〜支払いまで終わります。
営業さんから契約に必要な書類も事前に聞くことができ焦らず、余裕を持って書類の準備や契約ができます。
ネット銀行で手続きするメリット
- 金利が安い
ネット銀行で手続きするデメリット
- つなぎ融資不可
- 自力で契約〜支払いまでする必要がある
- 審査期間が長くなりがち
ネット銀行で手続きをするメリットは、金利。
頑張ればメガバンクの半分程度の金利も夢ではありません。
反面、自分の力で契約〜支払いまでする必要があり、初めての家づくりだとハードルが高め。
家づくりの悩み&住宅ローンの悩みで精神的に追い詰められます・・・
また、審査期間が長いといった話もよく聞きました。
余裕を持ったスケジュールでないと厳しいと言えます。
つなぎ融資ができないので、必要な場合はネット銀行の他に一時的に別の銀行でローンを組む必要があります。
ちなみに、関東近郊で注文住宅を建てている「富士住建」ではSBI銀行と提携しているためネット銀行が利用できます。
失敗②:寒くなりにくいが暖かくはない
アルネットホームの注文住宅には「極暖の家」「ロータス」があります。
極暖の家は、断熱にこだわった冬は暖かく、夏は涼しい家。
北海道基準での断熱性にこだわった国内最高レベルの断熱性・気密性にこだわった家です。
反面、ロータスは東北レベルの断熱性・気密性を持った家です。
高断熱・高気密の家となるといつでも快適な温度と思いがちですが・・・ロータスは違います。
あくまでも寒くなりにくい、暑くなりにくい家で、エアコンを使えば快適に過ごすことができる程度です。
何もせずに部屋が涼しい、暖かいってことはありません。
エアコンを使わなければ我慢できるレベル、エアコンを使えば短時間で快適な温度になります。
これが冬場の我が家の温度です。
真冬の明け方は13.5℃くらいまで落ち込みますが、布団かけていれば、快適に寝ることができます。
ちなみにエアコンは寝る前の30分間のみ稼働させています。
失敗③:つなぎ融資必須
家の支払い方法は、ハウスメーカーによりタイミングが決めらています。
アルネットホームの支払いのタイミングは3回。
- 契約時(土地を買うなら土地契約時)
- 上棟時
- 完成時(引き渡し時)
アルネットホームは上棟時に中間金を支払う必要があります。
中間金は総費用の約2/3を支払い。
住宅ローンは、完成時の支払いに対応していて上棟時の中間金の支払いには対応できません。
そのために、自分で現金を用意し支払う、別のローンで借入し支払いの2択になります。
別のローンで借入し支払う方法がつなぎ融資です。
必要とは言えつなぎ融資にはデメリットしかありません。
つなぎ融資のデメリット
- 金利が高い
- 手数料が必要
つなぎ融資の最大のデメリットは金利が高いこと。
通常の住宅ローンであれば、優遇金利適用で0.5〜2%程度。
しかし、つなぎ融資は2%〜4%とかなり高い。
引っ越しや家具の買い替え、家電の買い替えでお金がかかる時期に出費は避けたいですね・・・
アルネットホームで家を建てる場合は、お金に余裕を持った頭金の設定をお勧めします。
今の家賃+つなぎ融資の金利は結構えぐいです。。。
失敗④:外構が弱い
これはアルネットホームでの失敗というか私の失敗です。
予算をカツカツで設定していたので外構にかけられるお金が限られました。
アルネットホームの提携外構業者に依頼したらかなり魅力的な価格で、希望が叶えられることが判明。
しかし、実際に契約してみると・・・
- 注文した門柱と見積もりの門柱が違う
- 大量のカタログを送ってくる(90%以上は使わないカタログ)
- 表札の表記(文字)の方法を勝手に決めてしまう
- ウッドデッキのサイズの提案なく、庭が狭くなる
と言ったトラブルが続出しました。(これでも一部です)
アルネットホームの営業さんに聞いたところ腕はいいようなのですが、相談もなく決めてしまう人には頼まないほうがよかったです。
ハウスメーカー提携の外構業者に頼めば楽ですが、自分で主体的に他の外構業者へお願いすることも大事だと感じました。
今の家の外構は全く気に入ってないです。
家が土地の顔ならば外構は化粧です。。
化粧が雑だと、綺麗な顔も台無しになります。
外構がしっかりしていると家も引き立たせることができます。
外構にも予算をしっかり取り、真剣に取り組むべきだと感じました。
失敗⑤:インテリアの提案力
家を建てるとく、特に注文住宅を建てる場合はインテリアにもこだわりたいですよね。
アルネットホームは、リーズナブルなハウスメーカーですので、自分で積極的に要望を伝えないと良くも悪くも普通の家になります。
住友林業や積水ハウスと言ったおしゃれなハウスメーカーとは違います。
しかし、自分が動くことによってリーズナブルにおしゃれなインテリアにすることも可能。
何もせずにおしゃれなインテリアを提案して欲しいと言った人は住友林業などの大手ハウスメーカーにお願いしたほうが幸せになれます。
自分で努力できる!!人にはアルネットホームがお勧めです。
デザインやインテリアの才能がないな・・・って人はココナラで相談してみてはいかがでしょうか?
ココナラはプロに相談できるサービスです。
依頼前に見積もりも出来、安心して利用することが可能です。
ちなみに私のアイコンはココナラの絵師さんに描いてもらいました。
自分で考える?
アルネットホームは提案力は弱いけど、家の機能性はかなりいいです。
それだけでも注文住宅を建ててよかったは思えます。
失敗しないためには?
私はアルネットホームという満足のできるハウスメーカーに巡り合えましたが、注文住宅においてハウスメーカーとの相性は必須です。
1社、2社のみ見学し、ハウスメーカーを決めてしまうことはおすすめしません。
インテリアや間取りの勉強にもなるので、複数社のモデルルームの見学がベスト。
しかし、モデルルームの見学は1回で2時間ほどかかり、数をこなすことはできません。
先に自分の好みに合ったハウスメーカーが分かれば効率化できると思いませんか?
私がハウスメーカーを決める際に使ったサービスでパンフレットの一括請求サービスがあります。
私が使って便利だったのは持ち家計画です。
無料なので、どんなハウスメーカーがどんなテイストの家を建てているのか知りたい方にはおすすめ。
詳しくはこちらから
また、ハウスメーカー探し初期に「いろんなハウスメーカーを検討したい!!」って場合にも使えます。
仕事や私生活が忙しくて考える時間がないって人は、複数社に間取りを一括して依頼できるサービスなんていかがでしょうか?
タウンライフなら土地探し〜ハウスメーカー選定、資金計画までサポートしてくれます。
時間がない子育て世代にはさらにおすすめのサービスです。
他にも自然派工務店にこだわった紹介サイトハウジングバザールなどいろいろなサービスが出ています。
積極的に使ってみることをお勧めします。
まとめ
私の失敗ポイントは
- ネット銀行との提携がない
- 寒くなりにくいが暖かくはない
- つなぎ融資必須
- 外構が弱い
- インテリアの提案力
の5点。
仕方なかった失敗もありますが、自分で回避できた失敗もあったと反省しています。
外構やインテリアは自分の努力次第でなんとでもなったかと思います。
ただ、建ててみないと気づけないことも多いんですよね・・・
ハウスメーカーとの相性もかなり重要ですので、カタログ請求サービスで自分の好みのハウスメーカーに目星をつけ、行ってみることが重要です。
時間がかかる家づくりだからこそ、効率的な時間の使い方をしたいものです。