「おしゃれなプラ鉢を使ってみたい」
「排水性をもっとよくしたい」
「根腐れが心配・・・」
この記事は、こんな悩みを解決します。
2021年に注文住宅を建ててから、園芸が趣味になりました。
中でも多肉植物にどハマり中。
多肉植物の栽培をしていると必ず、植え替えのタイミングがあります。
どんな鉢に植え替えるか迷いますよね。お気に入りの多肉植物だからこそかっこいい鉢に植え替えたい。
かっこいい鉢は陶器のものが多く、高く、割れやすいデメリットがあります。
プラ鉢は扱いやすく、頑丈で、安い。かなり取り回しのしやすい鉢ですが、デザイン性がちょっと・・・。
ただ、今ではデザイン性のあるプラ鉢も多くありますが、底穴が空いてないことも多い。
空いてなければ自分で開ければいい!!ってことで、プラ鉢の底穴の空け方を紹介します。
この記事を書いた人
・30代子持ちサラリーマン(妻:専業、子供2人)
・2021年埼玉県に注文住宅完成
・植物マニア
・大学院で農学を専攻
プラ鉢の穴は超重要
私が思う鉢植えの植物を枯らす原因No.1は根腐れです。特に多肉植物は、乾燥地帯に生息しており、乾燥を好む植物が多い。
土が常に湿っていると、植物が弱り、根腐れが起こりやすい環境になります。
そのため、排水性の良い土での育成がマスト。
ただ、排水性の良い土を使っても、排水できる穴がなければ、意味がありません。
排水性の良い土&排水性の良い鉢の2つが揃って初めて、根腐れが少なくなります。
プラ鉢の穴は、植物の生死を左右するような重要な項目なのです。
底穴のない鉢って?
と思う方もいるでしょう。私も、園芸を趣味にするまでは「鉢=底に穴が空いているもの」と思っていました。
ただ、おしゃれ植物ショップや多肉植物店で販売されているおしゃれなプラ鉢には、穴が空いてないものが多い。
特に多肉植物用の鉢は、穴が空いていない鉢を多く置いてある感じがします。
多肉植物は、種類によって水捌けの調整が必要。
アガベなら水捌けの良いもの、ユーフォルビアなら水捌け良いけど良すぎてもダメなど。
※あくまでも例です。
植物にあった水捌けを自分で調整するために、穴の空いていない鉢が多く売られているのだと感じます。
お店によっては、穴あけサービスを請け負ってくれるところもありますが、多くのは自分で開ける必要があります。
プラ鉢への穴あけは道具さえあれば、簡単。実際にプラ鉢の穴あけをしてみたので紹介しますね。
穴あけに必要な道具
穴あけに必要道具はこちら
- 電動ドライバー
- ドリルアタッチメント
- 鉄鋼用ドリル刃
電動ドライバーは、一台あるとDIYも幅が広がります。買ってよかったと心から思えるので、購入をおすすめします。
購入の際は、しっかりしたメーカーの電度ドライバーを買ってください!
よくわからない中華性だと、壊れたり、利便性が悪かったり、安全性に問題があったりと、再度購入する必要が出てきます。
電動ドライバーは、ドリルを装着するため、安全性は重要です。
しっかりとしたメーカー製の電動ドライバーは初期費用はかかりますが、安全性立証され、耐久力もあり、長い目で見れば安いと思います。
ドリルアタッチメントは、電動ドライバーのセットに付属しているものでも問題ありません。
大きな穴を開けたい場合は、鉄鋼用のドリル刃が必要です。木工用のドリル刃では、力が足りずプラ鉢に穴を空けれらません。
かならず、鉄鋼用のドリル刃を買いましょう!
実際に空けてみた
今回購入した鉢はこちら。マット感がカッコいい肉厚のプラ鉢です。もちろん底穴は空いていません。
使う道具はこちら。
マキタの電動ドライバーとドリル
鉄鋼用のドリル刃(10mm)
鉢をひっくり返して穴を空けていきます。
真ん中に大きいドリルで穴を空けて
1個では水捌けが悪いため、対角線にも穴を空けていきます。
電動ドライバーに付属のドリル(大きめ)も使って、どんどん穴を空けていきます。
これで完成です。
穴あけの作業中は、プラ鉢の破片がたくさん出るので、シートをして作業をすると片付けが簡単です。
私は園芸用のビニールシートを使っています。
植え替えでも、活躍するためガーデニングが趣味の人には必須アイテムです。
底穴を空けた鉢にアガベを植え替え水捌けを試してみました。
水捌けはかなりよく、ジャージャー穴から水が流れていきます。植え替えてから3ヶ月経過しましたが、根腐れや徒長もなく、順調に育っています。
まとめ
プラ鉢の穴あけは、難しそうに思えますが、やってみるとかなり簡単です。
道具さえ揃えば、穴あけの80%は完了したと言ってもいいくらい。
必要な道具も「電動ドライバー」「付属のドリル」「鉄鋼用のドリル刃」の3点のみ。
それも今後も活躍するであろう道具ばかりです。
植物そのものを楽しむことも面白いですが、鉢+植物はその何倍も楽しみが広がります。
あまり気に入ってなかった植物が、鉢を変えた途端にお気に入りの植物にランクアップすることもあります。
プラ鉢への穴あけ方法を習得して、ガーデニングの楽しみの幅を広げてみませんか?
安い普及種の植物でも鉢でカッコ良くなりますよ!