こんにちは、はる(@koharushome)です。
みなさん家を持つタイミングは考えたことありますか?
一般的には子供が小学校に上がるタイミングで家を買う人が多い。
ただ、子供が小学校に入るタイミングでのマイホームは本当にいいのでしょうか。
今回は実際に注文住宅を建てた私が家を手に入れるタイミングについて実体験を含め考えてみたいと思います。
今、マイホームを考えている人や少しでもマイホームに興味があるならば是非見ていってください。
この記事を書いた人
・30代子持ちサラリーマン(妻:専業、子供2人)
・アルネットホームで注文住宅建築
・家づくりの良かった点、後悔ポイントをお届け
一般的にマイホームを購入するタイミングは?
マイホームを購入するタイミングは人それぞれと言ってしまえば簡単ですが、国の調査により大体の年齢が発表されています。
国が毎年発表している住宅市場動向調査によると、注文住宅、分譲戸建て住宅、分譲マンション、中古戸建て住宅では30代が最も多く、建て替え注文住宅、リフォーム住宅では60代が最も多いことがわかっています。
注文住宅の世帯主平均年齢は40.9歳、分譲戸建て38.6歳、分譲マンション43.3歳。
マイホームを購入した世帯主の年齢推移は毎年横ばい。
なので毎年同じような年齢の人が購入しています。
1世帯あたりの平均居住人数は、注文住宅と分譲戸建で4人、分譲マンションでは3人。
子供が生まれてから購入する人が多いことがわかっています。
結論として一般的には子供が産まれて世帯年収が安定したころにマイホームを持つ人が多い。
でも、子供が産まれてからマイホームを持つことはベストなタイミングなのでしょうか?
子供は産まれてからマイホームを持つメリット
間取りが建てやすい
家を持つタイミングで子供がいれば間取りや部屋数のイメージがかなりたてやすい。
3人家族だから3LDKでいいかとか。
子供はやんちゃだから外で遊べる場所が欲しいとか。
下の子が双子だから部屋数が多い方がいいとか
実際に経験してみないと分からないことが判明してから間取りを考えられるので後々の後悔は少ないと思います。
資金計画が立てやすい
子供を育てるのはお金がかかるもの。
0歳〜22歳まで育てるのに3000万円以上かかると言った統計もでています。
子供が生まれる前にマイホームを持つと子供にどれほどお金がかるのか実感できないまま資金計画を組むことになります。
余裕がある資金計画があればいいのですが、家を考え始めると予算はオーバーしがちです。
子供が産まれて気づいてみたら家計が火の車なんてことも考えられます。
しかし、すでに子供が産まれていれば家族計画も安定し、今後子供にどんくらいお金がかかるか計算できます。
マイホームはあくまでも物。
住む人の生活が豊かになってこそのマイホーム生活が幸せになります。
資金計画は最重要事項です。
子供が産まれてからマイホームをもつデメリット
打ち合わせが大変
もっともマイホームを持つ人が多い年代の30代では子供は幼児から幼稚園くらいが多いのではないでしょうか。
小さい子供はじっとしていられません。
どこかへ行ってしまったり、騒ぎ出したりと親も打ち合わせに集中することは困難です。
我が家も展示場で走り回って騒いでいたり、すぐにトイレに行きたがったりと打ち合わせ中に何回も中断していました😅
特に注文住宅では決めることの数が膨大ですので、集中して打ち合わせしないと後々失敗したーと思うこともあります。(実体験)
良くも悪くも子供は元気で空気も読めないため打ち合わせの大変さは避けられないですね。。。
転園・転校
同じ地域内の引っ越しであればこのデメリットはありません。
でも多くの人は違う地域へ引っ越しするので子供の転園、転校は避けられません。
我が家も全く違う市への引っ越しだったため、娘は転園することになりました。
初めて出来た仲のいい友達や毎日公園で遊んでいた友達とお別れになりました。
良く様子を見てていてくれた仲のいい先生ともお別れになりました。
娘は最初は全く動じていない様子ですが、転園が近づくに連れて寂しくなって行ったようです。
親の都合で子供を転園・転校させるのは仕方ないとはいえ・・・胸に来るものはありますね。
騒音問題
産まれてから半年くらいまでは、泣き声も大きくなく周りの目も気になりません。
でも、月齢や年齢が上がるにつれて声も大きくなり、行動範囲も増えます。
賃貸ですとアパートやマンションなどの集合住宅が多いです。
赤ちゃんの泣き声や騒音は近所とのトラブルになりやすいので注意が必要。
戸建ては集合住宅ではないので騒ごうが踊ろうが周りに迷惑はかかりません。
マンションはどうかと言うと、新築マンションは同じ子育て世代が多いので、お互い様精神が生まれやすいです。
子供の悪戯
ハイハイをしだすと赤ちゃんは一気に行動範囲が広がります。
行動範囲が広がると親の目の届かないところで悪戯をし始めてしまう。
クレヨンで壁に落書きや床に落書き。
おもちゃで壁紙を傷つけるなど。。。
子供の悪戯は引っ越し時に現状回復費用を実費で請求されます。
本当は経年劣化で支払いが免除されるものでも、悪戯したばっかりに全額払わないといけないってことも。
防ぐには子供を常に監視するか、常に強い口調で注意しなければなりません。
子供にもストレスがかかるし親にもストレスがかかるので楽しい生活にはなりません。。。
子供が産まれる前に家をもつメリット
仕様打ち合わせが楽
どこの展示場でもキッズスペースはありますが、子供が大人しく遊んでくれるとは限りません。
我が家はおもちゃで遊ぶのに飽きて、鬼ごっこを始めたりかくれんぼを始めたりとじっとしていませんでした。
その都度、打ち合わせを中断し注意し、戻るの繰り返し。
打ち合わせに集中できる環境ではなかったので、1回の打ち合わせにかなり時間がかかりました。
打ち合わせに時間がかかると入居が延びます。
入居が延びると土地の利息や繋ぎ融資の利息、賃貸の賃料が増えお金が余計にかかります。
しかし、子供が生まれる前だったら仕様打ち合わせがスイスイ進みます。
キッチンなどのショールームにも気軽に足を運べ、気に入ったものが見つかるまで何時間もかけられます。
私たちもショールームへは子供なしで行ったのですが話がスイスイ進み、子供と一緒の時に半分の時間ですみました。
子供の転校・転園なし
仲のよかった友達と離れることは子供にとって一大事です。
我が家も娘が転校することになり初めて出来た友達と離れることとなりました。
最初は強がっていましたが、日に日に寂しくなったのか弱気に。
通い慣れた幼稚園、仲の良かった友達、理解してくれていた先生と離れることは不安で夜泣いたりしていましたね。
それを見るだけで親の心も悲しくなります。
出来るだけ転校や転園はない方がいいと思いました。
子供が産まれる前に家を建てるデメリット
間取り確定が困難
子供が何人欲しいかは計画できますが、何人産まれるかはわかりません。
1人だと思ったら双子だったり、なかなか子供を授からなかったり。
子供部屋が足りなくなったり、余ったりと。
子供が産まれてからでも間取りを考えるのは難しいのに産まれる前なら尚更です。
https://www.alnethome.com/
しかし、今は進化していて子供が増えても減っても対応できる間取りもあります。
我が家が建てたハウスメーカー「アルネットホーム」でも巣立つ子供部屋と言った提案をしています。
子供が小さいうちは子供部屋2つを1部屋として使えるようにし、大きくなった時に壁を追加して2部屋に分ける方法。
小さいうちは1部屋で広く使えるのでプレイルームとして、大きくなったらプライバシー重視と柔軟な使い方ができます。
家を持つタイミングはいつがベスト?
子供を産まれる前に建てても産まれてから建ててもメリット・デメリットはあります。
私の経験では保育園や幼稚園に行く前に建てておくことをお勧めします。
大きく分けて理由は3つ。
・通園前なら仲のいい友達も少ない
・幼稚園の友達グループができる前に馴染める
・実際に子供のいる生活をイメージしやすい
子供のことを考えると幼稚園・保育園に通う前のタイミングがベストです。
我が家は幼稚園の年長で注文住宅を建て引っ越しをしました。
娘は頑張っていますが、仲の良かった友達と離れたことが辛かったらしく今でも前の幼稚園の友だちの話をします。
一般的に小学校入学前に家を考える人が多いですが、幼稚園・保育園の入園前に家を買うことが子供のためかなと思いました。
まとめ
子供が産まれてから家を持っても産まれる前に家を持ってもデメリットはあり。
家を買うなら幼稚園・保育園の前がベスト
理由は3つ。
・通園前なら仲のいい友達も少ない
・幼稚園の友達グループができる前に馴染める
・実際に子供のいる生活をイメージしやすい
家を漠然と考えている人も一気に話を進めてみませんか?
注文住宅を考えているなら尚更急がないといけません。
注文住宅は時間がかかります。
まず、家族で話し合ってはいかがでしょうか?
家を買うからと住宅展示場に行くことは危険。
買う側も最低限の知識は必要です。
この記事では展示場に行く前にすべきことをまとめています。