「アルネットホームってどうなの?」
「契約する前に知っておきたいことは?」
「営業はいいことしか言わないから・・・」
この記事はこのような悩みを持った人向けです。
家は人生で一番大きな買い物ですが、多くの人は初体験。
注文住宅に関してよく言われている言葉があります。
「家は3回建てないと満足できる仕上がりにはならない」
1回目と2回目では後悔ポイントが必ず出るため、3回目で修正することで後悔のない家が建つと言う意味です。
この言葉は本当で、我が家の「こうしておけば良かった」「あれやっとけば・・・」ってポイントもあります。
しかし、後悔ポイントがあるとは言え、少なくすることは可能!!
そのために必要なことは情報収集。
特にデメリットや後悔ポイントの情報収集は必須です。
今回はデメリットに関しての情報収集方法と私が建てたアルネットホームのデメリットを紹介します。
この記事を書いた人
・30代子持ちサラリーマン(妻:専業、子供2人)
・2021年埼玉県に注文住宅完成
・家づくりの良かった点、後悔ポイントをお届け
デメリットの収集方法
ハウスメーカーのホームページやカタログには、良い情報のみが書かれていて、デメリットはありません。
営業担当に聞いても、当たり障りのないデメリットしか話しません。
では、どのようにデメリットの情報収集をするか?
デメリットの情報収集方法は「口コミ」しかありません。
私も口コミで情報収集しました。
色々なデメリットを探しているうちに思ったこと
ハウスメーカー営業がデメリットを解説と言ったブログが多々検索でヒットします。
しかし、そのハウスメーカーで家を建てたこともない第3者がデメリットを知っているでしょうか?
ある住宅系の掲示板では、かなり過激なデメリットが紹介されたりしますが、本当か確かめる術はありません。
極端に言えば、ライバルが嘘の情報を書くことも可能。
私が情報収集をする手段としておすすめのは「家系ブログを盛り上げる会」
SNSを利用しているハウスメーカーの施主達によって運営されています。
知っておいたほうが良い情報やハウスメーカーの率直な感想を忖度なく発信しています。
また、インテリアの相談〜知らなきゃ損する補助金の話まで家にまつわる情報が豊富。
SNSと連携しているため完全匿名でもなく、メンバー同士の交流も活発なため信用のおける情報です。
注文住宅を考えている人、計画中の人は必見。
家系ブログを盛り上げる会の会長のブログはこちら。
私はアルネットホームの施主のため、アルネットホームのデメリットを紹介します。
デメリット①:知名度が低い
アルネットホームを知っている人ってどれくらいいるのでしょうか?
私はSUUMOを見るまでは知りませんでした。
家を建てた際に絶対には絶対に「どこで家建てたの?」と聞かれます。
そこで「アルネットホームで建てたよー」と言っても「どこそれ?」って感じ。
アルネットホームはいい家を建ててくれます。
反面、知名度が低く、ブランド重視の人にはおすすめできません。
また、将来的に売却を考えている人は、住友林業とか一条工務店とか大手ハウスメーカーで建てた方がリセールバリューを狙えます。
デメリット②:提案力が弱い
個人的には提案力は弱いかなと思います。
私は予算カツカツで建てたため、自由がなかったからかもしれませんので参考までに。
住友林業や積水ハウスなどの大手ハウスメーカーだと提案されるデザインでかなりおしゃれな家になります。
家系ブログ界隈の人をみても大手ハウスメーカーで建てた家はおしゃれで上品。
アルネットホームでは、自分で考え動かないと良くも悪くも普通の家になります。
例えば、折り上げ天井にしたいとか、お気に入りのペンダントライトを取り入れたいとか。
造作の洗面台にしたいとか・・・
情報収集をして、契約前の段階から粘り強く伝えないと取り入れられません。
私は外壁の2色化とリゾート風のインテリアを希望し、写真等も見せていましたが、全然違う家になりました。
アルネットホームは安く建てられる分、決まった設備、仕様をすすめられます。
自分の理想の家にするためには、インテリアコーディネーターや照明のプロなど外部への相談が必要だと思います。
私もお金をケチらず相談しておけば良かったと思っています。
設計事務所などに依頼すると大きな出費になります。
アルネットホームは設計もしてくれますので一から設計をお願いする必要はありません。
ココナラでアドバイザーレベルでお願いする方がコスト・手間を考えてもお手軽です。
デメリット③:申請関係は自分で手配
家を建てると様々な控除や給付金が受けられます。
2021年現在だと、住まい給付金やグリーン住宅ポイントなど、他にも各自治体で補助を出している場合も。
ハウスメーカーによっては代理で申請をしてくれるところもありますが、アルネットホームは自分で申請。
私も住まい給付金を申請しました。
アルネットホームからは「これが申請方法です」と紙ペラ1枚渡されたのみ。
他のサポートは全くありませんでした。
デメリット④:外構は弱い
アルネットホームでは、提携の外構業者に外構工事を頼むことができます。
提携の外構業者で工事をすると、工事費を住宅ローンに含めることが可能。
ただ、私を担当した外構業者は良くなかったです。
- 10冊必要以上のカタログを送ってくる(必要なのは2冊)
- 次までに商品を決めろとしつこく迫られる(値段がわからないのに)
- ウッドデッキの寸法等提案なく勝手に工事
- 表札のフォントも勝手に決め設置
結果的に、外構は全く満足できない出来になりました。
指摘しない私も悪いですが、「プロならヒアリングして意見汲み取ってよ・・・」って思います。
もう1回アルネットホームで注文住宅を立てる場合、外構業者は自分で探します。
デメリット⑤:繋ぎ融資
アルネットホームで注文住宅を建てる場合、1番のデメリットは繋ぎ融資です。
繋ぎ融資とは?
住宅ローンを利用する前にお金を支払う必要がある時に使うローン。
上棟時などでお金を支払う必要がある時に、住宅ローン契約までの繋ぎで利用する。
繋ぎ融資のイメージ
アルネットホームへのお金の支払いは3回に分けて行われます。
- 契約時:頭金
- 上棟時:合計金額の6割
- 金消契約時:合計金額の4割
私が借入しているりそな銀行の場合、住宅ローンは金消契約時から開始。
そのため、上棟時のお金は自分で用意するか、繋ぎ融資を利用するかの2択。
繋ぎ融資は、施主にとってメリットはありません。
デメリット
- 金利が高い
- 手数料が必要
繋ぎ融資の金利は、住宅ローンと違い高いです。
私が利用したときは、2.2%くらいだったと思います。
例えば、繋ぎ融資で2000万円借りた場合
2000万円×2.2%=44万円
44万円÷12ヶ月=約3.6万円の利息
この利息を、金消契約まで支払い続けることになります。
また、繋ぎ融資の契約時にも銀行手数料が必要です。
私は10万円ほど支払いました。
このため、繋ぎ融資を利用すると余計なお金を支払うことになります。
実際にアルネットホームで建ててみて
ここまで、アルネットホームへの不満デメリットを紹介しました。
正直、その他のハウスメーカーで建ててもデメリットや後悔は絶対にあったと思います。
私はアルネットホームで注文住宅を建てましたが、後悔はしていません。
アルネットホームで建てて良かったと思っています。
理由は4点。
- 性能のわりに価格が安い
- 埼玉県内であれば展示場も多い
- 無垢床標準仕様
- 防犯窓標準仕様
確かにインテリアの提案は思い通りではなかったです。
しかし、今になると見た目より使い心地を重視してくれたんだなーと思うようになりました。
実際に私がやりたかったインテリアは、使い勝手がかなり悪いことに気がつきました。
これは住んでからでないとわかりません・・・
今ならインテリア<住み心地です。
まとめ
アルネットホームのデメリット
- 知名度が低い
- 提案力は弱い
- 申請関係は自力
- 外構業者が弱い
デメリットや後悔はもちろんあります。
しかし、デメリットや後悔はどのハウスメーカーでも出てしまうもの。
アルネットホームは、価格のわりに性能が良かったり、他社ではオプションの仕様が標準だったりと魅力的でもあります。
私は、アルネットホームで建てたこと自体は後悔していません。
どのハウスメーカーで建てるか迷ってしまったら、色々なハウスメーカーをみることが必要です。
そこにしかない強みと弱みを自分が納得できるか確認しましょう。
私はカタログ請求サービスを使って色々なハウスメーカーを検討しました。
しつこい営業もないため安心です。
このブログで紹介していますので、よければどうぞ!!