このブログでは、注文住宅の建て方をわかりやすく紹介しています。
前回までのあらすじ
アルネットホームか黒澤工務店で家を建てると決めたはる。
憧れの黒澤工務店では、予算が合わずに諦めかけていた。
しかし、通勤時間を少し妥協できれば可能かもしれないとのこと。
希望の光が見え、ルンルンで帰るが後ほど現実に戻される事態に・・・
前回の記事はこっちらから
黒澤工務店の実邸見学会
前回の黒澤工務店での打ち合わせで見積もりを作ってもらう約束をし解散。
次の日、実邸見学会があるで来ませんか?とのお誘いが。
モデルハウスは正直、参考にならない。
豪華すぎるし、大きすぎる・・・
黒澤工務店の現実的な間取りはどのようなものか?見学に行きました。
お邪魔したお宅は、入居前で工務店に一時的に貸し出している様子。
広さは土地が40坪、建物32坪と我が家が建てたい家と同じくらい。
実弟見学をしてみると、さすがの内装。
エコカラットがテレビの後ろにぜいたくに施工され、上には採光用の窓。
リビングの雰囲気を明るく演出しています。
しかし、夜になれば間接照明とダウンライトで落ち着いた雰囲気を演出。
やはり「あかり」の使い方が抜群にうまい黒澤工務店。
扉は天井まで高さのある「ハイドア」で重厚感を演出。
本当に部屋の作り方がうまいなと感じました。
しかし、ちょっとした違和感も感じていました。
見学終了後は打ち合わせの時間。
以前、目星をつけた土地での見積もりを確認しました。
総額は予算より少し足が出るかなってくらいの金額でした。
私が購入予定の土地には、住民用の通路が通っていました。
自分の土地だけれど、通路分狭くなっていて、頻繁に人が通るので落ち着かない。
自分の土地を地域の人に寄付しているようなので、土地を買ったら通路を潰す予定でした。
通路問題も解決し、あと一歩で契約というところ。
しかし、ちょっとした違和感は消えませんでした。
原因は、実邸見学でみた家の物足りなさ。
黒澤工務店の内装技術や見せ方はピカイチで、展示場のような大きい家では感動ができます。
しかし、現実的な家の広さに落とし込むと圧迫感が出てしまう。
個々のインテリアやアイデアは素敵ですが、部屋全体では重苦しい感じ。
ということで、請負契約はアルネットホームとの打ち合わせ後までお預け。
この段階では8割、黒澤工務店で建てると決めていました。
しかし、アルネットホームでの打ち合わせで逆転することに・・・
通路は必須!?契約書の呪い
いきなりのマイナスの切り出しに身構える我が家。
私たちが現地確認もし、利便性もよく、土地も広い第一希望の土地。
第2希望の土地は、敷地内に住民用の通路のある土地。
狭いけど価格が安く、駅近で利便性が○。
内容を詳しく聞いてみると
・土地の後ろに家があり、生活通路は敷地内を通っている道のみ
・現在の土地所有者が近隣住民と使用許可の契約書を交わしている
・道を潰すには周辺の全住民の許可が必要
・空き家の場合、土地の持ち主を探す必要あり
とのこと。
第3希望の土地
- 駅からの距離:徒歩10分
- スーパー・ドラッグストア近い
- 40坪と広め
- 新興造成地で地域に入りやすい
- 線路に近め
線路に近いこともあり、敬遠していた土地です。
造成地で地域に溶け込みやすいメリットもあります。
我が家としては可もなく不可もない土地。
これと言った特徴はないけど、住みやすそうで70点くらい。
第1希望の土地が売れてしまったショックで、その場では決めきれませんでした。
最終的にはこの土地に家を建てることになります。
土地を決めた理由はこちらの記事から
【我が家の決め方】マイホームの土地が決まらない人に伝えたいこと
帰りの車の中
黒澤工務店で決まっていた心が一転、アルネットホームに。
理由は1つ。
黒澤工務店の土地検索力に、弱さが見られること。
土地を探す専門部隊がいるわけでもなく営業担当が探す黒澤工務店。
一方、お金はかかるが土地のプロが探すアルネットホーム。
土地を探す能力、知識ともに歴然の差でした。
決定的だったのは、道のある土地での対応。
潰すことのできない道だったのに、潰せると言ったことで営業を100%信用できなくなってしまいました。
その日のうちに、黒澤工務店にはお断りを入れることに。
営業担当は「はるさんのお考えを尊重します。いい家ができるといいですね!」と言っていただきました。
黒澤工務店の内装は、抜群に素敵です。
大手ハウスメーカーのモデルハウスも見てきましたが、群を抜いて素敵。
土地を準備できるか土地持ちであればかなりおすすめ。
1000万円くらいの土地であれば、総額4000万円くらいでリゾートな家が建てられます。
黒澤工務店にお断りを入れ、アルネットホームに土地の買い付けを依頼することに。
メールで連絡した後、不動産屋が早速、管理者に連絡し、売れていないことを確認。
ということで、ハウスメーカーはアルネットーホームに決定!!
決定打はないけれども、地道に信用を勝ち取った営業担当の功績ですね。
あと、不動産のプロが付いていたことは強かった。
安心して土地探しを任せられましたから。
次回の打ち合わせは1週間ちょっと後。
ついに土地の契約と建築請負契約を結びます。
半年間と長かった土地探しですが、やっと決まり、これで家づくりのスタートライン。