「年収600万円で家建てたい」
「出来れば注文住宅で・・・」
「予算は4000万円くらい」
「この条件で建てるにはどうしたらいい?」
この記事はこんな悩みを解決します。
私は埼玉県で注文住宅を建てました。
我が家は、妻が専業主婦のため、家にかけられるお金は限られ、予算は4000万円。
4000万円での家づくりは、選択肢は限られてきますが、工夫によっては満足な家を建てることも出来ます。
今回は埼玉県で、土地込み4000万円で注文住宅を建てるをテーマに方法や費用を紹介していきます。
この記事を書いた人
・30代子持ちサラリーマン(妻:専業、子供2人)
・2021年埼玉県に注文住宅完成
・アルネットホーム施主
注文住宅に必要な費用は?
注文住宅は、土地と建物の本体価格では建ちません。
ハウスメーカーのサイトでは建物価格○○万円!!と書いてあり、安く感じますが・・・
住める家にするためには工事費用も必要です。
家を建てるために必要な費用はこちら
- 土地
- 建物価格
- 工事費用
- オプション費用
- 外構
最低でもこれらの5項目が揃わないと生活できる家にはなりません。
人により、これらの費用以外にも引越し費用や家電買い替え費用などがかかりますので、ご注意を。
土地にかけられる費用
土地は、安ければ安いほど建物にお金をかけられます。反面、安ければ安いほど不便な土地になりますが。
土地は、建物に比べて値下がりが穏やかであり、価値が0になることはありません。
そのため、利便性の良い土地を買った場合、将来的に売れる可能性が高く「土地貯金」とも言えます。
反面、高い土地を選ぶと月々の返済も厳しくなり、生活がキツくなります。
4000万円で家を建てるのであれば、土地は1000〜1500万円には抑えたいとこと。
選べるエリア
埼玉県で1000万円〜1500万円で買える土地を考えてみました。
東京への通勤に便利な埼玉県南では、駅から相当離れた場所でないと買えません。
バスで20分+徒歩5分など通勤には不便な土地になるため注意が必要です。ハザードエリアの可能性も高く、私は見送りました・・・
しかし、駅前が整備されている場所が多いのも県南の特徴です。
埼玉県南かつ駅近の家が欲しいのであれば中古住宅、中古マンション、建売が現実的です。
中古マンションであれば住んで埼玉がおすすめ。
その地域に住んでいるメンターに生の意見を聞きながらマンション選びをすることができます。
また、有料ですが住んで埼玉チームの全面バックアップ体制により、全くのノープランでもおすすめの物件を探すことも出来ます。
希望の地域の詳しい状況が知りたければメンターに。マンション探しの全面サポートが必要であれば「すんでTeam」へ。
ならば県南ではなく、所沢などの西武線エリアではどうでしょうか?
予算が限られているため、栄えている所沢市では、県南同様に駅から遠い土地になります。
ただ、所沢を抜けた狭山市では可能あり。
1000万円〜1500万円で駅近の土地を探すのであれば、高崎線では上尾より北、宇都宮線では蓮田より北になります。
埼京線は無理で、川越線では的場寄り先に行けば買えます。
西武線では入曽、頑張って新狭山。
これらの駅ならば、徒歩10分〜15分程度の土地も十分射程圏内。
どこも都内へのアクセスに時間がかかり、通勤は大変ですが、テレワーク併用ならどうってことないです。
契約にかかる費用
私は土地代と建物価格(本体価格)だけで家が建つと思っていました。今考えると甘すぎる考え・・・
契約手数料や登記費用でかなりの額を持っていかれます。
我が家でかかった費用はこちら
銀行手数料:借入金額✖︎2.2%=521,300円
保証会社手数料:33,000円
建物登記費用:186,600円
土地登記費用:232,809円
建物抵当権登記費用:借入金額✖︎0.4%+司法書士報酬額=228,000円
契約印紙代:50,000円
土地仲介手数料:400,000円(値引きあり)
不動産会社が受け取れる仲介手数料には、宅地建物取引業法により定められた上限額があります。
取引物件価格(税抜) | 仲介手数料の上限 | |
---|---|---|
1 | 400万円超 | 取引物件価格(税抜)×3%+6万円+消費税 |
2 | 200万円~400万円以下 | 取引物件価格(税抜)×4%+2万円+消費税 |
3 | 200万円以下 | 取引物件価格(税抜)×5%+消費税 |
合計:1,651,709円
契約と登記費用と言う実態のないものだけに百数十万払うとか・・・家を買うってお金かかる。
建物にかけられる費用
建物にかけられる費用は土地+契約にかかる費用で決まります。
総額4000万円で注文住宅を建てる場合は、2000〜2500万円以内に抑えたいところ。
注意しなければならないのは、ハウスメーカーの言う本体価格では建たないってこと。
本体価格は建物だけの金額のことで、別途、各種の工事費用が必要です。
アルネットホームの工事項目
- 地盤調査費用
- 形態調査費用
- 建築確認取得費
- 完了検査費
- 仮設電気・水道・トイレ
- 給排水工事
- 電気工事
- 地盤改良工事(必要であれば)
- 残土処理費用
さまざまな工事が必要ですが、本体価格には含まれていません。
本体価格とは別に250万円くらいの費用が必要です。
これら全て併せて2000〜2500万円ですので、大手ハウスメーカーや建築会社で建てることは難しく、ローコストか地域密着のハウスメーカーで建てることとなります。
私が検討したハウスメーカーはこちら
- アルネットホーム
- 黒澤工務店
- 富士住建
- 県民共済住宅
それぞれの特色や大体の価格はブログで紹介しています!!
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【デメリット】我が家が県民共済住宅を諦めた理由と注意点【メリット】
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アルネットホームであれば紹介することもできますので、お気軽にTwitterか問い合わせフォームまでご連絡ください!
施主にしかわからないデメリットもお伝えすることができます。私からの紹介で値引きもできますのでお気軽に。
オプション費用
オプション費用=贅沢費用です。
自分の好みの注文住宅を建てるためには、欠かすことのできない費用となります。
例えば、ガレージ付き、吹き抜け、間接照明、梁見せ、折りあげ天井、造作家具など。
「素敵!!」と思う仕様は大体オプションになります。
見積もり時は、オプションモリモリ!!でもOK。ただ、契約時には優先順位をつけ、予算に合うような調整が必要です。
夫婦意見が合わず、喧嘩になる場面もありますので、擦り合わせは念入りに。
外構にかかる費用
忘れがちだけれども超重要な外構費用。
大体の人は予算を外構費用で予算をオーバーするか、必要最低限の外構工事で我慢するかの2択になります。
もちろん私は後者です。
我が家が外構工事でかかった費用は1,235,000円。これでも最低限の工事しかできませんでした。
外構工事内容
- 駐車場 土間コン
- 建物周辺 砕石
- フェンス
- ウッドデッキ
- 門中
- シンボルツリー
我が家の外構は完全に失敗したと思っています。失敗した理由は簡単で、外構費用をケチったから。
外構は家の魅力を引き立てる化粧です。ケチらず、そこそこの予算を計画した方が失敗はありません。
少なくとも外構費用は250万円は欲しい。オプションか土地、ハウスメーカーを調整する必要がありますね。
計画段階で外構のイメージをハウスメーカーに伝え、予算を把握してください。
多くの人はハウスメーカーの契約後に外構を考え始め失敗しています。
我が家の外構はこの記事で紹介しています。
-
アルネットホームの外構ってどう?失敗ポイント&やるべきことも含め紹介!
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まとめ
注文住宅は土地と建物価格では建てられません。それ以外にも、様々な費用が必要です。
東京のベッドタウンである埼玉県で注文住宅を建てるのであれば、かなりのお金が必要。
ただし、土地とハウスメーカーを工夫すれば、一般的なサラリーマンでも手の届く総額4000万円も可能です。
総額4000万円で注文住宅を建てるためには、「コストの安いハウスメーカー」「土地選びを工夫する」の2点が重要。
ただ、ハウスメーカー選びは、時間も手間もかかりかなり大変です。
しかし、今はハウスメーカー選びの際に使える便利なサービスがあります。
時間や労力の短縮にもなりますので、ぜひご活用ください。